gallery diary

factory zoomer/gallery diary


色んな国のかごバッグ

7月も終わりに近づき、暑い日が続いております。

ライトイヤーズ展も残すところあと10日となりました。

今日は、世界中の色々な、かごバッグをご紹介します。

 

◯メキシコのショルダーバッグ

豆や種などの食料を長距離持ち運ぶために使われていた丈夫なバッグです。

アガベの繊維を手作業にて撚り上げ、一本の糸で編み始め、最後のフィニッシュまで継ぎ目なく作るのが特徴です。

ざっくりと強度のある素材なのに、よく伸びるので、自在に変形させてお使い頂けます。

例えば、お財布と携帯、小物程度でお出掛けする際は、底を内側に織り込んで

コンパクトなショルダーバッグに。帰りに荷物が増えても、伸ばせばたくさん入ります。

また、インテリアとしても、吊るして使うと素敵です。

通気性がよいので、じゃがいもや玉葱、嵩張るゴボウもおさまります。

その他、タオルや衣類をいれて、ランドリースペースにもおすすめです。

また、使い込むほどに、茶色く渋い色合いに変化し、柔らかくなるのも楽しみですね。

 

◯メキシコの手提げバッグ(写真左)

とても使い易いと好評のかごバッグです。持ち手がビニールになっており、持ち易く、汚れたり切れにくいので安心です。

しっかりしているので、大切なお道具を入れて運ぶのによいというお茶の先生もいらっしゃいました。

和服にも洋服にも、カジュアルにもきれい目の装いにも合うので、夏は手放せないバッグになりそうです。

※欠品していた小さいサイズ、明日入荷予定です。

 

◯岡山県の瓶かご

瓶をいれるための籠。中身によってよく伸びるので、

様々なサイズのものが入ります。お酒の手みやげをさげて行くと素敵ですね。

水筒ホルダーにしてもかっこいいです。

また、中に巾着をいれれば、小さなバッグにもなります。浴衣にピッタリです。

長さが色々揃っております。

 

 

◯背負い籠

フィリピン、ルソン島の山岳地帯に暮らすイゴロット族に伝わる背負い籠です。

低地では育たない花や野菜を栽培していたそうで、山岳地帯を、植物などを入れて運ぶのに

作られたのかもしれません。

リュックとして使うのもよいですが、

底が木や竹でしっかりと作られており、安定性がいいので、

床に置いて、花生けにしても素敵です。また、壁に掛けることもできます。

 

light years展は、8/5(日)まで、金沢市広坂の

factory zoomer/gallery (21世紀美術館横)で開催しております。

涼やかな籠バッグを探しに、ぜひご来店下さい。(s)

 


草ビロードとタパクロス

6日にスタートしたライトイヤーズ展も2週間が経ちました。
ライトイヤーズの前田さん、細矢さんが持ってきて下さった「編んだモノ」がところせましと並んだ /gallery店内は、かごやゴザなどの天然素材の香りに満たされ、とてもリラックスした空気が漂っています。

編んだモノの中で、今回は布ものをご紹介させて頂きます。

 

店内で壁に飾っている「草ビロード」。
こちらはコンゴ民主共和国 クバ王国 で作られているものです。
ラフィア素材を使い編まれた布で、男性が布を織り、女性がその布へ幾何学模様の刺繍を施していきます。
刺繍はラフィアを細かく裂いた繊維を使い、ミリ単位の繊細さでフリーハンドで刺してゆくのだそうで、大変に時間がかかります。
そのせいか、途中で気が変わったりするとそこから違ったパターンの模様が混ざっているものもあります。

このように規則的でありつつ不規則な部分が混ざることで、草ビロードの無限とも言える模様のバリエーションが生まれていると言われているのだそうです。
今回、展覧会でご紹介しているものはほとんどが60cm四方程のサイズですが、大きなものもあり、こちらは衣装のように身にまとって使われるのだそうです。

 


木の皮をのして作られた「タパクロス」。
こちらもコンゴ民主共和国の、ムブティ族という身長の低い部族・ピグミー族のものです。
樹皮を象牙や骨などの槌でひたすらに叩いてのばし、しっかりと乾燥をさせた後、指や植物の茎、棒などを使って木の汁に果汁を混ぜた染料を使って模様を描いています。
描かれている模様は、星や動物・蝶などの昆虫など、森で見ることの出来るものがモチーフにされており、それぞれ個性的でとても面白いです。
壁に飾ったり、テーブルセンターのように敷いたり、生活の中でのコーディネートにも使いやすそうです。
先日の編む茶会でも、渡邊乃月さんがとても素敵に取り入れて下さっていました。

 

 

今展覧会は靴を脱いで入店して頂くスタイルになっています。
少し面倒な気もしますが、ゴザの気持ちよい感触など実際に感じて頂けますので、靴を脱いで、ぜひゆっくりご覧になって頂ければと思います。
ご来店お待ち申し上げております。
(n)


light years展 本日から

factory zoomer / galleryでは2回目の展覧会となるlight yearsさん。

今回は、カゴやゴザなど編んだ作品をたくさんお持ち下さいました。

 

所狭しと様々な国の作品が並んで、まるで金沢ではない、どこか違った国にいるような感覚になります。

本日は、light yearsの前田さんと細矢さんが在廊して下さっています。

ぜひ、この雰囲気を味わいにいらしてください。

お待ちしております。

 

※7月7日(土)・8日(日)は、渡邊乃月さんによる「編む茶会」開催のため、

ギャラリーの営業時間が12:00〜17:30に変更になります。ご来店を予定して下さっている方はご注意下さい。

※7月7日は、ショップにて渡辺康啓さんのお料理教室開催のため、

ショップでのカフェの営業を終日お休みさせて頂きます。ご了承下さい。

 


29th light years展のお知らせ

金沢広坂の/galleryで7/6から開催致します、light years展のお知らせです。

前回の展覧会はインドやパキスタンのラリーキルトをたくさん持ってきて下さいましたが、

今回は、世界の籠がたくさんやってきます。ぜひお楽しみに!

 

29th exhibition

light years

2018.07.06fri.-08.05sun.
11:00 →18:00

※7/7(土)、8(日) 12:00 → 17:30

 

music :
Music of the Rain Forest Pygmies
The Pygmies of the Ituri Forest
Music of the Ituri Forest

 

ライトイヤーズ展

photo by suzuki shizuka

編んだモノ ーfrom light years

光が一年間に進む距離、つまり遥か彼方という意味を持つ「light years」。 実際のところ、実働部隊は二人。前田淳氏と細矢直子さん。それを支える数人のスタッフだけ。 アパレル関係の仕事でインドに行ったのがきっかけで、現地の布地や家具などの衣食住に纏わる道具に魅了され、 福岡市内に、現地のモノを紹介する店舗がこの夏で3軒めになる。 特にベニワレンというモロッコのラグやインドのラリーキルトなどは、 既に彼らの代名詞のようになってきている。スタートはいつも、自分たちの住空間から、 ラグが欲しい、カゴが欲しいだが、実際のところ、この二人の仕事はアジアを股にかけた、 引っ越し業者のようだ。重い、かさ張る、古い、もしかしたら、暑い……。 それでも続けるのは、やはりモノや人との思いがけない出会いだという。 モノを通してヒトと出会う、ヒトを通してモノと出会う。 そんなモノの中には美術館や博物館にあってもおかしくないモノも、ちらほら。 作り手がいなくて技術が継承されないモノも少なくはない。 「お店の良いところは、どんな珍しいモノも触ったり、持ったりできる、現代の作り手さんたちが、 参考にしてくれたり、刺激を受けたりしてくれたら嬉しいですね。 あーでも、そんなカッコ良く書かないでくださいねー」。 と、どこまでも優しい人たち。今回は「編んだモノ」というテーマに絞りアジアやアフリカの籠、 ゴザ、布を集めてもらいました。その世界観を表現するためにいろいろなイベントも考えています。 ぜひ足をお運びください。 辻 和美



7月7日(土)・8日(日)10時〜/18時〜 計4回「編む茶会」渡邊乃月さん 定員8名(/galleryにて)
7月7日(土)11時〜/16時〜 計2回「シルクロードの起点 西安料理教室」渡辺康啓さん 定員10名(/shopにて)

light years 経歴
「strange to meet you」を合言葉に旅先での縁が赴くまま活動中。 福岡を拠点にモロッコのラグやインドのキルトなどを扱うショップ「light years 」と 世界中のカゴを集めた「1834(かごや)」を展開。 今夏に新たなお店をオープン予定。www.light-years.jp


人を幸せにする力

金沢広坂のギャラリーで開催中のfactory zoomer color展も、残すところ10日程となりました。

会期中、できるだけたくさんの色を展示できるように頑張って制作しています。

 

今回の展覧会の作家であり、factory zoomerを率いる辻は、我々スタッフのボスでもありますが、

とにかく、お客様にも、スタッフにも、友人にも、業者の方にも、

格好つけず、ざっくばらんに接する人です。

そして、それは人にだけではなく、美味しいもの、身に着けるもの、生活道具、音楽、心躍るもの、心地よいものなら

何にでも興味を持ち、飛び込んでいき、そして、惜しみなく皆に教えてくれる。

 

そんな辻が、今回の展覧会のcolorの作品ができたきっかけとして、

「好きな色がありすぎて選べないから、全部作った」と言っています。

ギャラリーで、好きな色を選ばれたお客様は、皆さま、満たされた笑顔で帰っていかれます。

それを見ていると、色とりどりのcolorの作品は、もしかしたら辻の中にある欲望の色なのではないかと思ってしまいます。

そして、その色の数だけ、人を幸せにできる力なのではないかと思うのです。

 

自分の中に現れた色は、今何を考えているか、感じているかを

発見するきっかけとなり、そのまま作品のコンセプトへとつながっています。

日々、ガラスを吹きながら、多岐に渡る様々な事を考え、進化する。

今後も、どんな作品が生み出されるのか、見る側の新たな欲望を満たしてくれる何かを

期待せずにはいられません。

 

factory zoomer color展は7/1(日)までです。

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選択するということ

factroy zoomer color展が始まり1週間が過ぎました。

 

3つの形、52色以上の透明色のガラスを使い展開されるcolo展、ご来店下さる皆さまとても悩まれながらも楽しそうに色を選んで下さっています。
色だけでなく、形も含めた組み合わせなど本当にお一人ずつ違っていて皆さんの選ばれる作品に刺激を受け、日々、色の作品の楽しさ感じています。

 

展覧会のテーマでもある『color』

改めて辞書をひいてみると、カラーの意味には色を表す言葉以外の意味で『固有の持ち味。特色。』とあります。
今回の展覧会でも、悩みながら選んだ作品は選ばれたお客様の雰囲気にピッタリと似合っていて、場合によってはその方の着ていらっしゃる服ともピッタリという事があります。
よくよく考えると、その方の身の回りのものは大体の場合はご自身で選んでいるものなので当たり前の事なのですが、自然とその方の雰囲気に合っている色を選ばれるのです。

先日、作品を選びながらシェイクスピアの名言「人生は選択の連続である」とポツリと仰った方がいらっしゃいました。

その方は、とても楽しそうに組み合わせを選んでいらっしゃっており、そうやって選んだ1つずつがその人の固有の持ち味、カラーを定着させていくという事につながっていくのだろうと、とても興味深くなりました。


濃い、薄い、鮮やか、くすんでいる、など好みは様々ですが、理由もなく何となくピンとくる色というのが一番自分らしい色なのかもしれません。


color展は7月1日までの開催です。
会期中、随時追加で作品が届いております。

きっとピンと来るカラーに出会っていただけると思います。

ぜひご来店下さい。

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factory zoomer color展 本日から

朝から晴天となった金沢、いよいよ本日からfactory zoomer color展が始まります。

日射しを受けた緑を背景に、色とりどりのcolorのガラスが白いギャラリーに映えております。

皆さまが選ばれる色も様々、ぜひ、色を楽しみにいらして下さい。

お待ち致しております。

 

本日は9:30頃より入場整理券をお配りし、30分ごとに5名様ずつお入り頂きます。

ご来店の際に、スタッフにお声かけください。

明日、明後日も、状況により整理券を配布致します。

 

 

 

 


食事が楽しくなる器

岩田圭介さんといえば、ポッテリとした形が特徴のポットを連想される方が多いのではないでしょうか。
ファクトリーズーマショップでも、岩田さんのポットとカップを使ってフリュイベールをお出ししています。
繰り返し使っているショップのポットは少しずつ貫入が入り、新しい頃とはまた違ったあたたかみを感じさせてくれます。


ポットやお皿、お茶碗など岩田さんの作品には日常的に使い続けていく楽しさのある作品が多数あります。

今回展示させていただいてる作品のなかから少しご紹介したいと思います。

 

◯ポット

まるで生き物のような愛嬌のある形がそこにあるだけで気持ちを和ませてくれます。

実際に使ってみていただくと、可愛らしい外観だけでなくその使いやすさも実感していただけると思います。

まあるい持ち手は握りやすく、お茶で大事な最後の一滴まで抽出しやすい形です。

 

◯貝の模様のアクセントの入ったお皿
溶けた釉薬が貝の模様の隙間に入り、型押ししたようなアクセントが生まれます。

アクセントのまわりは少し釉薬が厚くなっており、使っていくにつれて一枚のお皿の中でも様々な変化が見られるかと楽しみです。


◯口の広いお茶碗
少し広めの口のお茶碗は、お鉢としても使いやすくお料理の見栄えがしそうです。

会期には小曼さんの中国喫茶ではこのお茶碗を使って、中国茶を提供されてました。

広い口からふわっと広がる香りを楽しむ事ができます。

 

◯とり皿

フチが少し立ち上がった取り皿は、少しマットな釉薬を薄く施してあります。

とり皿としても使いやすく、一人分のおにぎりとお漬け物などワンプレートとしての使い方もおすすめです。

1点ずつそれぞれ異なった、ゴツゴツとした形がとても魅力的です。

 

岩田圭介展は5月27日(日)までの開催です。

ぜひ店頭でご覧下さい。お待ちしております。

(n)

 

 


自然との共同作業

コロコロと小石が転がっているような愛らしい姿の花入れ、手に馴染みのよさそうなぐい呑み。

穴窯で焼かれた岩田さんの作品のひとつひとつを見ていくと、その美しい景色を追いかけるのに夢中になります。

 

自然の傾斜を利用して作られている穴窯。

穴窯で焚かれる作品は、電気やガス窯のおよそ3倍以上の時間をかけて焼成されます。
窯内温度のコントロールも薪をくべる事のみでされており、丸4日間、昼も夜もなく窯と向きあい焚き上げていくのだそうです。

 

そんな、時間も手間もかかる穴窯の作品の魅力は、土、炎、灰など自然との共同作業で生まれる景色の美しさではないでしょうか。

穴窯の作品は、電気やガスの窯と違い、釉を施さずとも燃料としてくべる薪の灰と土が穴窯の高温の中で反応し、土の表面がガラス化しまるで釉薬をかけたような仕上がりになります。
焚き口のすぐ脇の灰を大量にかぶる穴窯の醍醐味を味わえる場所で焼成された石コロ花器は、変化が大きくどの作品もとても個性的です。
灰だけでなく、炎の当たり方や大きさ、ゆらぎなどの動きも作品に反映されるので、窯の中のどの場所に置かれていた作品なのか想像しながらご覧頂くのも楽しいと思います。

 

岩田さんのインスタグラムで穴窯へ火入れをする前日の投稿の文末に  「乞うご期待」 とありました。

その言葉からどのような作品が出来上がるのか岩田さんのワクワクした気持ちが伝わってきます。

経験豊かな陶芸家の岩田さんをしても出来上がりにワクワクしている自然の力との共同作業の作品を、ぜひ実際お手に取ってご覧下さい。

ご来店お待ちしております。

(n)

 


factory zoomer color展のお知らせ

6/1(金)から始まる、factory zoomer color展のお知らせです。

3回目となる、/galleryでの展覧会は、red、blueに続き、colorの作品が並びます。

色とりどりのガラスが、美しくギャラリーを彩るのが楽しみです。

 

※初日からの3日間は、オープン前にお待ち下さるお客様がいらっしゃった場合、

整理券を配布し、数名ずつご覧頂く予定ですので、ご了承ください。

 

 

 

28th exhibition

factory zoomer
color

 

2018.06.01fri.-07.01sun.
11:00→18:00

 

music :
JEJUNG & YUCHUN / COLORS 〜Melody and Harmony〜
Cyndi Lauper / True Colors
EGO-WRAPPIN’ / 色彩のブルース

 

 

color

 

「color」という作品を作り始めて今年で8年になる。最初の展覧会は東京、吉祥寺にあるfèveというギャラリー。その後、高知、北海道、多治見、福岡と、お呼びがかかれば、どこへでも巡業している。
もはや、(自分で言うのはなんですが……)代表的なシリーズのひとつだ。当時、色を使って作品を作りたかった私は、どんな色を使うかにあまり、興味がなかった。というか、決める事が出来なかった。悩んだあげく、それならば、全ての色を並べてみよう!私自身が色を選択する必要はないのかもしれないと、考え直してから、いろいろなことがまとまり始めた。ひとつの大きなテーブルに並べた色のコップには、人種、容姿、生い立ちなどで、差別や偏見がないようにと願いを込めた。そして、並んだコップを眺めているうちに、色についてあらためて、学ぶことになる。当たり前と言われそうだが、考えても見なかった……。色は、他の色によって見えかたが違ってくる。引き立てあっているんだと、なんだか人間も同じだ。自分一人で生きているように意気がっていても、まわりの多くの人に支えられ、引き出されて一人一人が、今そこに在るのだと。 辻 和美

 

◯5/31(木)に、内覧会を開催致します。

 

辻和美 経歴
1999年金沢に、ガラス工房 factory zoomer を設立。ガラス器の新しいスタンダードを目指し、デザイン・制作を行う。その後直営店 factory zoomer / shop をオープン。2009年金沢市文化活動賞。2010年〜2016年まで生活工芸プロジェクトディレクターを務める。2016年 factory zoomer / gallery をオープン。

 

 

 

 

 


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