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41st ヤン ビョンヨン展のお知らせ

大きな台風も過ぎ、青空の下、蝉の大合唱の聞こえる金沢です。

 

ギャラリー41回目は、韓国のヤンビョンヨンさんによる、ソバン(小盤)の展覧会です。

日本のお膳のような使い方をするソバンは、折敷のようにも使っていただく事ができ、

私たち日本人の生活の中でも様々なシーンで活躍してくれる事と思います。

初日はヤンビョンヨンさんも在廊して下さる予定です。

皆さまのお越しをお待ち申し上げております。

 

 

41st exhibition
yang byeong-yong

 

2019.09.06 fri.-10.06 sun.
11:00→18:00


music :
チョーヨンピル/第7集、第8集

 

photo by suzuki shizuka

 

 

ソバン(小盤)


私が韓国の話をする時に、いなくてはいけないオンニ(姉さん)はチェジウンさんという方だ。またもや、十数年前にさかのぼるのだが、二度めのソウルで、美味しい韓定食屋、美しい韓国の伝統工芸、建築など、本当に丁寧に案内してくれた。今回のヤンビョンヨンさんも彼女の家で見つけたソバンがきっかけでもあり、決め手でもあった。それは、ただひっそりと強く主張することもなく枕元に置かれて、水とコップ、小さなお花が添えられていただけなのに、心に残るモノのひとつになっている。
ソバンは韓国李朝時代に主に作られ、広まった、脚付きの小さなお膳のことをいう。地域により、デザインは様々だけど、食事を台所から運び、そのまま食べるという合理的な考えで作られている。韓国の住宅のオンドルから食べ物を守るためにも、床から少し上がったデザインは、理にかなっている。王様、貴族、庶民の生活に至るまで、いろいろなタイプが過去に作られたに違いない。ヤンさんも工業デザインを勉強されたがその後、韓国伝統文化であるソバンに魅せられ、今はひたすらその制作で忙しい。韓国の住宅も日本と同じく、すっかり西洋化が進み、ソバンも少しずつ姿を消しているという、そんな時だからこそ、若いクラフトマンが作る古くて新しいソバンに未来を感じるのだ。    辻和美

 

 

ヤン ビョンヨン 経歴
韓国のキョンミョン大学の工業デザイン科にて準学士を取得後、韓国文化遺産財団が運営する韓国文化の家にて3年間、漆と小盤の制作を学ぶ。2004年に、京畿道の坡州市に工房を設立し現在に至る。2018年には、スペイン、マドリッドの国立装飾美術館にて「The Journey of Time」に出品。2019年にはイタリアミラノサローネにグループ参加するなど国際的に活躍。国内外で個展、グループ展を多数行う。

 

 



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