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34th キムホノ展のお知らせ

2019年1つ目の展覧会は、陶芸家のキムホノさんです。

キムホノさんの1985年から最近までの作品の中から、辻がセレクトしたものを展示致します。

 

34th exhibition

kim hono

since 1985

selected by kazumi tsuji

 

2019.1.11fri.-02.11mon.
11:00→18:00

 

music :
GERRY MULLIGAN / NIGHT LIGHTS
Duke Jordan / Flight To Denmark
The Miles Davis Quintet / Workin' With The Miles Davis Quintet

 

 

私の好きなキムホノ

 

陶、金属、木、ガラスなどの素材を大学や専門学校などで手にすると器物などの制作に適していることはわかっていても、その素材の可能性の追求や、難しい技術の習得に力を注ぐことになる。もちろん私もそんな学生のひとりだった。ただ、そのあとだ。問題なのは……。いかに自分の居場所を作っていくかが本当難しい。卒業と同時に自分の研究はどこへやら、純粋なる彫刻、絵、現代美術などと違って、器なども作ってしまえる素材ゆえ、アートとやらを続ける根性がすぐ萎えてしまうのだ。やはり誰だってちゃんと生活したいし、そのうち家庭も持つんだよ。ほんの一握りの天才をのぞいては……。私にとってそのひとりが、キムホノだ。彼は土という素材を扱うアーティストだ。彼は彫刻と器との間に隔たりを全く感じさせず、その上展覧会は毎回が新作。それが売れるか売れないかは、知ったことではない。自分のコピーはしない、ずーっと次しか見ていない人だ。(経験上、これが、なかなか私のような凡人作家にはできることではない。)ただ、言いたくはないが、展覧会から戻ってきた作品も既に倉庫からあふれているのが現実でもある。今回の展覧会は、沖縄のギャラリー、陶・よかりよさんの呼びかけで、その倉庫に私が侵入し、丸二日かけて、1985年の初個展以降のキムホノを展示する試み。好きなものだけ選んだ100点あまり、力強いその制作の痕跡、ぜひ見ていただきたい。そして、無くなったらまた選んでくるからねー。 辻 和美        

 

 

kim hono 経歴
1958年 愛知県瀬戸市生まれ。
27歳の時に初めての個展。
2013年、2017年 factory zoomer にて展覧会。

  



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