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やわらかな銅版画

今回の松林誠さんの展覧会では、銅版画作品を6点展示しております。
版画には様々な技法があり、松林さんの作品は、銅板の引っ掻いた所だけを腐食させ、そこに入ったインクを刷取るというエッチングという技法で制作されています。

引っ掻いた部分が直接線になるので、版画でも細かな線が表現しやすく、多くのエッチング作品は、繊細で細かな表現のクールな印象の作品が多いように思います。
しかし、松林さんのエッチング作品はというと、それとは真逆の、まるでクレヨンで描いたかのような線に、大胆な構図と、あっけらかんとした明るさがあります。

松林さんの豊かなイマジネーションや遊び心で、心のままに直接描いたドローイングに、
銅版画の腐食という化学変化を加える事で、線がより自由になっているのではないかと思います。
また、線を引っ掻く道具や使う溶剤、刷る紙の素材など、版画ひとすじで培ってこられた
経験が、やわらかさをより一層深いものにしているではないでしょうか。

部屋に飾りたくなる絵というのは、なかなか出会えるものではありません。
飾った時に、家族のような、大好きな客人のような、

そんな風に思える松林さんの作品をぜひご覧いただきたいです。

版画作品は、会期終了後に追加で制作していただくことができますので

赤シールのついた作品もお買い上げいただけます。

また、今回、レコードをジャケ買いする気分で…と、松林さんのアイデアで、

版画になる前のドローイング作品を展示販売しております。

レコードみたいにビニールに入っておりますが、裏面にも絵があるものもありますので

ぜひ一枚一枚、楽しんでゆっくりご覧いただければと思います。
ご自宅にあわせて、そのまま壁に貼ったり、額装、掛け軸に、また、

大きめのアクリルフォトスタンドに挟んで気軽に飾っていただいてもよいかもしれません。

絵と出会う楽しみ、飾る楽しみ、この秋にいかがでしょうか。

(s)



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