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31st exhibition 松林誠展のお知らせ

9月21日(金)から、版画家の松林誠さんの展覧会がはじまります。

版画や素描の作品がギャラリーを彩ります。ぜひ足をお運びください。

 

 

factory zoomer / gallery
31st exhibition

matsubayashi
makoto

 

2018.09.21 fri.- 10.14 sun.
11:00 →18:00

 

music :
Holger Czukay / Cinema

 

 

絵のある生活

 

たまに訪れる実家の玄関や居間の絵が掛け替わっていると、「あー、まだ大丈夫だ」と、気持ちがポンと明るくなる。昔から、家の絵を替えるのは父の仕事のようだ。特にルールがあるわけではなさそうだが、春には菜の花、夏にはカンナ、秋には秋桜、正月には日の出や干支など、絵を飾るという小さな行為が、愛おしくも有難く、私自身がモノを考える時の一つの指標に、なっている気がする。
さっ、その絵についてだが、そもそも、絵を描くということは、私たち人間の本能的な欲求だったのではないかと思う。幼い子が字を習う前に、誰が教えなくても描き始める。それは誰かに何かを伝えたかったり、人を喜ばせたかったりとの純粋なコミュニケーションのスタートラインのような気がする。今回紹介する松林さんも本能的に絵を描くタイプだ。アトリエには書き殴られたGEKKOSOのスケッチブックが何十冊もある。決して、口が上手ではない彼が、絵でもって話しをしてくれているような気持ちになった。多くの人は、成長するにつれ、頭に知識が詰め込まれ、絵を描く必要がなくなる。それと同時に感情表現のスイッチの感度も鈍くなっていく気がする。まさに、うちの父は理系で、エンジニアで、すごく無口で、人に「ありがとう」も「ごめんね」も云えない人だ。ただ、家の絵が秋桜に替わっているのを見ると、「今年も半分終わったね」みたいな声が聞こえるのだ。

辻 和美


同時開催:9月21日(金)〜10月14日(日)ミナペルホネン金沢店にて「赤木と松林と。」展

 

 

松林誠 経歴
1962年 高知県高知市生まれ
1986年 創形美術学校研究科版画課程修了
2000年 パリ国際芸術会館に一年間滞在し活動
2003年 セブンデイズホテルプラスのアートワーク



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