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山口さんの椅子

山口和宏さんの展覧会も会期の半分が過ぎました。


前回のブログで少し触れましたが、山口さんが木工を始められたきっかけは造園デザインをされていた方が作った木のベンチとの出会いだったそうで、「家具を作りたい」という思いから家具工房での経験を経て、独立されて家具を制作され、だんだんと日常に使う器も制作されるようになり今日に至ります。

 

今日はその「家具を作りたい」という思いが沢山つまった山口さんの椅子のご紹介です。

 

 

座面が広く座り心地の良いスツール。スツールはオットマンとしてもお使い頂けますので、リビングに置こうかダイニングに置こうか想像が広がります。


 

身体を包み込むような湾曲のある背もたれの付いたチェアーは、奥に向かって座面に少し傾斜があるので、自然に寄りかかれる楽な姿勢になり、とてもリラックスした体勢で座って頂けます。

 


椅子の佇まいそのものが美しいチャーチチェアは、座面はクリ、足はナラの素材で作られています。垂直と直角に交わる箇所の無いこの椅子は、木という硬い素材だけで作られているとは思えないほど身体の丸みに沿う形で、背もたれに寄りかからなくとも良い姿勢で座り続ける事が出来ます。
お嬢さんが小学校に入学される時に、制作してあげたのだそうで、そのチャーチチェアは20年近く経過した今でも現役なのだそう。


今回お作り下さったチェアーはデンマークのもの、チャーチチェアはイギリスのものの写しなのだそうです。
しかし、山口さんの作られる家具はどこか“山口さんちの子の顔”をしているような気がしませんか。山口さんのお好きなクラッシック音楽のように、同じ曲でも演奏する人や指揮者によってそれぞれ違ってくるのと一緒で、同じデザインでも作り手によって違ってきます。そこには、元々のデザイン、デザイナーへのオマージュと、そして山口さんが木のことを、使い手のことをいつもいつも考えて制作されている、細やかな気遣いが反映されているのだと思います。

不思議と山口さんの椅子は年齢、体型問わず、座ってみるとなぜかしっくりときます。

大らかでいて、そしてキリッとした気持ちよさのある椅子。

ぜひ、その座り心地をお試しください。

(n)

 

 



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