キムホノさんのアトリエにて
- 2018.12.07 Friday
- 日々の出来事
11月、作品選びの為に瀬戸市にある、陶芸家のキム・ホノさんのアトリエにお邪魔しました。
キムさんは、1回の展覧会ごとに全て新作を作られる作家さんです。
会期が終わり戻ってきた作品の数々はキム・ホノさんのアトリエの倉庫に保管されており、そんな、宝の山ともいえる作品数々の中から、factory zoomer /galleryでは、辻和美の選んだキム・ホノ作品で1月に展覧会を開催します。
到着し、早速、セレクト作業にとりかかる、、予定だったのですが、つい、キムさんの淹れて下さるお茶に誘われ席についてしまい、美味しいお茶とドライフルーツで一服からスタートしました。
キムさんのアトリエに保管されているのは、27歳の時に初めての個展を開かれて以来の作品の数々。
ギャラリーのように整理されて陳列された倉庫や、いくつも重なった木箱の中身をひとつひとつ開梱しては、選び、梱包をしてまた元の場所に収める。を繰り返し作品を選んでいきます。
(1985年の初個展の際の作品も見つけました!)
/galleryで壺の展覧会をしていただいた際にもたくさんのお客様がおっしゃいましたが、
一人の作家さんの作品だけではなく何人かの作家さんのものなのではないかと思えるくらい、
土や釉薬、形も様々で、梱包を開けるのが楽しくなってきました。
どの作品も陶器や磁器でありながら、まるで生き物のように有機的な存在感のある作品ばかり。
倉庫に並んでいる作品達は、1巡、2巡と繰り返し見れば見るほど愛着がわき、新たな発見があります。
2019年1つ目の展覧会であるキムホノ展。
辻の目を通して見たキムホノさんの世界をご覧いただければと思います。
どんな作品が展示されるのか、ぜひ、楽しみにお待ち下さい。
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小屋の壁にかかっている作品も、その飾り方も、見ていてとても好奇心をくすぐられます
キムさんのお料理は本当に美味しい!使うお皿も各々で好きな作品を選ばせてもらいました。
1年前からキムホノさんの家族になったキノさん。高い所から私たちを観察中。