gallery diary

factory zoomer/gallery diary


人を幸せにする力

金沢広坂のギャラリーで開催中のfactory zoomer color展も、残すところ10日程となりました。

会期中、できるだけたくさんの色を展示できるように頑張って制作しています。

 

今回の展覧会の作家であり、factory zoomerを率いる辻は、我々スタッフのボスでもありますが、

とにかく、お客様にも、スタッフにも、友人にも、業者の方にも、

格好つけず、ざっくばらんに接する人です。

そして、それは人にだけではなく、美味しいもの、身に着けるもの、生活道具、音楽、心躍るもの、心地よいものなら

何にでも興味を持ち、飛び込んでいき、そして、惜しみなく皆に教えてくれる。

 

そんな辻が、今回の展覧会のcolorの作品ができたきっかけとして、

「好きな色がありすぎて選べないから、全部作った」と言っています。

ギャラリーで、好きな色を選ばれたお客様は、皆さま、満たされた笑顔で帰っていかれます。

それを見ていると、色とりどりのcolorの作品は、もしかしたら辻の中にある欲望の色なのではないかと思ってしまいます。

そして、その色の数だけ、人を幸せにできる力なのではないかと思うのです。

 

自分の中に現れた色は、今何を考えているか、感じているかを

発見するきっかけとなり、そのまま作品のコンセプトへとつながっています。

日々、ガラスを吹きながら、多岐に渡る様々な事を考え、進化する。

今後も、どんな作品が生み出されるのか、見る側の新たな欲望を満たしてくれる何かを

期待せずにはいられません。

 

factory zoomer color展は7/1(日)までです。

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選択するということ

factroy zoomer color展が始まり1週間が過ぎました。

 

3つの形、52色以上の透明色のガラスを使い展開されるcolo展、ご来店下さる皆さまとても悩まれながらも楽しそうに色を選んで下さっています。
色だけでなく、形も含めた組み合わせなど本当にお一人ずつ違っていて皆さんの選ばれる作品に刺激を受け、日々、色の作品の楽しさ感じています。

 

展覧会のテーマでもある『color』

改めて辞書をひいてみると、カラーの意味には色を表す言葉以外の意味で『固有の持ち味。特色。』とあります。
今回の展覧会でも、悩みながら選んだ作品は選ばれたお客様の雰囲気にピッタリと似合っていて、場合によってはその方の着ていらっしゃる服ともピッタリという事があります。
よくよく考えると、その方の身の回りのものは大体の場合はご自身で選んでいるものなので当たり前の事なのですが、自然とその方の雰囲気に合っている色を選ばれるのです。

先日、作品を選びながらシェイクスピアの名言「人生は選択の連続である」とポツリと仰った方がいらっしゃいました。

その方は、とても楽しそうに組み合わせを選んでいらっしゃっており、そうやって選んだ1つずつがその人の固有の持ち味、カラーを定着させていくという事につながっていくのだろうと、とても興味深くなりました。


濃い、薄い、鮮やか、くすんでいる、など好みは様々ですが、理由もなく何となくピンとくる色というのが一番自分らしい色なのかもしれません。


color展は7月1日までの開催です。
会期中、随時追加で作品が届いております。

きっとピンと来るカラーに出会っていただけると思います。

ぜひご来店下さい。

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factory zoomer color展 本日から

朝から晴天となった金沢、いよいよ本日からfactory zoomer color展が始まります。

日射しを受けた緑を背景に、色とりどりのcolorのガラスが白いギャラリーに映えております。

皆さまが選ばれる色も様々、ぜひ、色を楽しみにいらして下さい。

お待ち致しております。

 

本日は9:30頃より入場整理券をお配りし、30分ごとに5名様ずつお入り頂きます。

ご来店の際に、スタッフにお声かけください。

明日、明後日も、状況により整理券を配布致します。

 

 

 

 


食事が楽しくなる器

岩田圭介さんといえば、ポッテリとした形が特徴のポットを連想される方が多いのではないでしょうか。
ファクトリーズーマショップでも、岩田さんのポットとカップを使ってフリュイベールをお出ししています。
繰り返し使っているショップのポットは少しずつ貫入が入り、新しい頃とはまた違ったあたたかみを感じさせてくれます。


ポットやお皿、お茶碗など岩田さんの作品には日常的に使い続けていく楽しさのある作品が多数あります。

今回展示させていただいてる作品のなかから少しご紹介したいと思います。

 

◯ポット

まるで生き物のような愛嬌のある形がそこにあるだけで気持ちを和ませてくれます。

実際に使ってみていただくと、可愛らしい外観だけでなくその使いやすさも実感していただけると思います。

まあるい持ち手は握りやすく、お茶で大事な最後の一滴まで抽出しやすい形です。

 

◯貝の模様のアクセントの入ったお皿
溶けた釉薬が貝の模様の隙間に入り、型押ししたようなアクセントが生まれます。

アクセントのまわりは少し釉薬が厚くなっており、使っていくにつれて一枚のお皿の中でも様々な変化が見られるかと楽しみです。


◯口の広いお茶碗
少し広めの口のお茶碗は、お鉢としても使いやすくお料理の見栄えがしそうです。

会期には小曼さんの中国喫茶ではこのお茶碗を使って、中国茶を提供されてました。

広い口からふわっと広がる香りを楽しむ事ができます。

 

◯とり皿

フチが少し立ち上がった取り皿は、少しマットな釉薬を薄く施してあります。

とり皿としても使いやすく、一人分のおにぎりとお漬け物などワンプレートとしての使い方もおすすめです。

1点ずつそれぞれ異なった、ゴツゴツとした形がとても魅力的です。

 

岩田圭介展は5月27日(日)までの開催です。

ぜひ店頭でご覧下さい。お待ちしております。

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自然との共同作業

コロコロと小石が転がっているような愛らしい姿の花入れ、手に馴染みのよさそうなぐい呑み。

穴窯で焼かれた岩田さんの作品のひとつひとつを見ていくと、その美しい景色を追いかけるのに夢中になります。

 

自然の傾斜を利用して作られている穴窯。

穴窯で焚かれる作品は、電気やガス窯のおよそ3倍以上の時間をかけて焼成されます。
窯内温度のコントロールも薪をくべる事のみでされており、丸4日間、昼も夜もなく窯と向きあい焚き上げていくのだそうです。

 

そんな、時間も手間もかかる穴窯の作品の魅力は、土、炎、灰など自然との共同作業で生まれる景色の美しさではないでしょうか。

穴窯の作品は、電気やガスの窯と違い、釉を施さずとも燃料としてくべる薪の灰と土が穴窯の高温の中で反応し、土の表面がガラス化しまるで釉薬をかけたような仕上がりになります。
焚き口のすぐ脇の灰を大量にかぶる穴窯の醍醐味を味わえる場所で焼成された石コロ花器は、変化が大きくどの作品もとても個性的です。
灰だけでなく、炎の当たり方や大きさ、ゆらぎなどの動きも作品に反映されるので、窯の中のどの場所に置かれていた作品なのか想像しながらご覧頂くのも楽しいと思います。

 

岩田さんのインスタグラムで穴窯へ火入れをする前日の投稿の文末に  「乞うご期待」 とありました。

その言葉からどのような作品が出来上がるのか岩田さんのワクワクした気持ちが伝わってきます。

経験豊かな陶芸家の岩田さんをしても出来上がりにワクワクしている自然の力との共同作業の作品を、ぜひ実際お手に取ってご覧下さい。

ご来店お待ちしております。

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factory zoomer color展のお知らせ

6/1(金)から始まる、factory zoomer color展のお知らせです。

3回目となる、/galleryでの展覧会は、red、blueに続き、colorの作品が並びます。

色とりどりのガラスが、美しくギャラリーを彩るのが楽しみです。

 

※初日からの3日間は、オープン前にお待ち下さるお客様がいらっしゃった場合、

整理券を配布し、数名ずつご覧頂く予定ですので、ご了承ください。

 

 

 

28th exhibition

factory zoomer
color

 

2018.06.01fri.-07.01sun.
11:00→18:00

 

music :
JEJUNG & YUCHUN / COLORS 〜Melody and Harmony〜
Cyndi Lauper / True Colors
EGO-WRAPPIN’ / 色彩のブルース

 

 

color

 

「color」という作品を作り始めて今年で8年になる。最初の展覧会は東京、吉祥寺にあるfèveというギャラリー。その後、高知、北海道、多治見、福岡と、お呼びがかかれば、どこへでも巡業している。
もはや、(自分で言うのはなんですが……)代表的なシリーズのひとつだ。当時、色を使って作品を作りたかった私は、どんな色を使うかにあまり、興味がなかった。というか、決める事が出来なかった。悩んだあげく、それならば、全ての色を並べてみよう!私自身が色を選択する必要はないのかもしれないと、考え直してから、いろいろなことがまとまり始めた。ひとつの大きなテーブルに並べた色のコップには、人種、容姿、生い立ちなどで、差別や偏見がないようにと願いを込めた。そして、並んだコップを眺めているうちに、色についてあらためて、学ぶことになる。当たり前と言われそうだが、考えても見なかった……。色は、他の色によって見えかたが違ってくる。引き立てあっているんだと、なんだか人間も同じだ。自分一人で生きているように意気がっていても、まわりの多くの人に支えられ、引き出されて一人一人が、今そこに在るのだと。 辻 和美

 

◯5/31(木)に、内覧会を開催致します。

 

辻和美 経歴
1999年金沢に、ガラス工房 factory zoomer を設立。ガラス器の新しいスタンダードを目指し、デザイン・制作を行う。その後直営店 factory zoomer / shop をオープン。2009年金沢市文化活動賞。2010年〜2016年まで生活工芸プロジェクトディレクターを務める。2016年 factory zoomer / gallery をオープン。

 

 

 

 

 


静かな器

岩田圭介さんの展覧会が始まって一週間。

ゴールデンウィークまっただ中の広坂は観光や帰省の方で賑わっておりますが、
定番で人気の急須や、一点ものの穴窯の作品を目当てに来て下さる方も多いです。


ギャラリーに並ぶ岩田さんの作品は、とても静かです。
とはいっても、波打った口元の形や軽やかな丸み、釉薬の表情も様々で、
均一的な静かさとは違っています。
地面の奥深くの引力を受けているように、まっすぐとそこに佇んでいる。
土で作られた陶器なのに動じない安心感がそこにあります。

 

そして、岩田さんご本人はというと、やはりとても、もの静か。
作品の説明も言葉少なく、スラッとかっこよい佇まいでいらっしゃるので、
少し緊張してしまうのですが、
ある時、ふと作品を持つ岩田さんの手を見て、ハッとしました。
静かさとは真逆の大きく分厚い手。
そこに大きな大きな想いと、それを培ってきた時間を感じてしまいました。

踊るように土をこね、薪を割り、窯入れし、わくわくと楽しんで窯から出てくる器たちを待つ

岩田さんの手は、時に言葉よりも雄弁なのかもしれません。

そんな熱量を含んだ静かな器は、どんな場所にあっても、横にどんな器がきても、
動じずにいてくれる。生活空間をぐっとよいものに引き上げてくれるそんな存在です。

 

ギャラリーの片隅には、こちらもまた静かな、岩田美智子さんの作品の場所があります。
夫の圭介さんの作品の横にそっと寄り添っています。
箱や紙、古いもの、身近な雑貨などを使って作られたオブジェは、
用途や形には特に何という決まりがなく、心の中の気付かない隙間にそっと置かれるような
そんな優しくさりげない作品です。

ぜひ、お二人の違った静かさを感じに、見にいらしてください。

 

そして、岩田さんから、追加の作品を送って下さったと連絡をいただいております。
週末には店頭に並ぶ予定ですので、どうぞお楽しみに。
(s)

 

 

※写真の作品には、販売済みのものもございます。

 

 

 

 

 

 


岩田圭介展がはじまりました

本日、4/27(金)より、岩田圭介さんの陶展がはじまりました。

ギャラリーオープンの2年前、オープニングを飾っていただいて以来の展覧会です。

 

また、本日と明日は、台湾の茶道家 謝 小蔓さんによる、中国喫茶がオープンします。

当日のご参加、ご予約もしていただけます。(ご予約優先)

どうぞ、足をお運びください。

お待ちいたしております。

 

 

○ 謝 小蔓さんの中国喫茶

 

迎賓茶

 +

中国茶(3 種類からお選びいただけます)

 +

台湾のお菓子

 

 

日 時 :

2018年4月

27日(金)11:00〜12:00/14:00〜17:30(最終受付17:00)

28日(土)11:00〜12:00/14:00〜16:30(最終受付16:00)

ご予約時にご希望の時間をお伺い致します。当日のご参加も可。

場 所 :

ズーマギャラリー

石川県金沢市広坂1-2-20 ( 21世紀美術館近くのお店)

会 費 :

2,500 円

ご予約 :

ギャラリーへお電話ください。

tel 076-255-6826 (11:00〜18:00 月曜定休)

 

※駐車場はございませんので、近隣パーキングまたは公共交通機関をご利用下さい。

 


ミナペルホネンのドレス

minä perhonen piece,展も、あと一週間となりました。
たくさんのファブリックのピースが、それぞれ皆さまの目にとまり、
心を暖かくドキドキさせてくれる、そんな展覧会になっております。

今回の展覧会は、ミナペルホネンの中でも、piece,というラインの商品だけを
集めています。piece,は、主にこれまで作ってきた洋服などのファブリックから出た小さな布たちを
組み合わせ、余す事なく使って新しい商品を生み出すというコンセプトです。
小さな布だからこそ作れるもの、組み合わせることで生まれる表現。
これがpiece,の魅力です。
そして、これだけのファブリックアーカイブを一度に目にすることができる貴重な機会でもあります。

ミナペルホネンは、布作りからこだわるブランドです。
皆川さんのデザインの力と、それを表現する工場の職人さんの技術。
ここに丁寧に時間をかけ、一緒に試行錯誤して作り上げられた布の完成度が、
女性の心を惹き付けてやまない理由です。
自分が着ることを想像もできないような色柄の洋服でも、
ミナペルホネンのものなら着たい!と思う。
そして、着て見ると幸せな気持ちになり、着心地のよさと、着姿の美しさに
虜になるのがわかります。
今回は、piece,のドレスも入ってきております。
2種類のファブリックが、ウエスト部分で切り替えられています。

素材の軽さや布の落ち感を考えて、上下の布が組み合わされており、

贅沢に付けられた裏地はシルクで、着た時にふんわりやさしい心地よさがあります。

パイピングや、ポケットの縫製の丁寧さも着心地や着姿をきちんと整えてくれます。


ぜひ一度、ご試着していただき、ミナならではの着心地と美しさを体験して下さい。

(s)

 

 


岩田圭介展のお知らせ

27th exhibition
iwata keisuke

2018.04.27fri.-05.27sun.
11:00 →18:00

 

music :
fela ransome-kuti and the africa'70 with ginger baker / live!
robert johnson / King of the Delta Blues Singers, Vol. 2
憂歌団/知ってるかい!?

 

photo by suzuki shizuka

普通はあたりまえではない

「あと何回穴窯を焼けるかはわからん、もう10回は無理だな」と、つぶやく岩田さんを見て、限りがあることを改めて、思い知らされる。いつもあたりまえのように、そこに在る湯のみ、急須、ごはん茶碗など、私の生活の底辺部分をぐっと支えてくれているモノたち。それの一つ一つに作り手がいて、悩み、考え、時にはラッキーな偶然で生まれてきている。日常使う道具において、人がそうやって、きちんと関わったモノは、あたりまえの顔をして、決してあたりまえではないのだ。普通の顔をしてくれている特別なモノであり、その代わりはあるようで決してない。 岩田さんもそのようなモノをずっと生み出してきた作家のひとりだ。私の家にも15年前出会いとなった急須や、もはや取っ手が取れてしまっても使い続けるマグカップなどお世話になっている。もともとは機能があるものより、土による彫刻に魅かれて陶芸を始めた。だからなのか、最近の岩田さんは、その辺に転がっていそうな、なんでもない石コロのようなものを楽しんで作っているようだ。自我を遠くに突き放し、全く人間がコントロール出来ない火の神に最後を託すわけだ。「もうここまで来たらこれしか残ってない」と半分冗談、半分真剣に語る。確かに、自然がもたらす美しさや偶然が引き起こす造形の面白さには敵わないことはわかる。ただ、穴窯から出てきた焼け焦げた土の塊の、一つ一つが自然石のようで、岩田さんがしっかりとそこにいる。だから私たちは好きなんだけど……いやいやまだ先は長いですよ。

辻 和美

 

● 4月27日(金)・28日(土)は、謝 小曼さんによる中国茶喫茶がオープンします。



岩田 圭介 経歴
1954年 福岡県添田町生まれ。1977年 日本大学芸術学部彫刻科卒業。
1978年 多治見工業高校窯業専攻科卒業。卒業後1983年まで瀬戸、河本 五郎氏に師事、独立。
2009年、2011年、2012年とLes journées de la Céramique Paris 出品。
2013年 Salon Céramique 14-Paris(コンテンポラリー陶芸展)。
2015年 佇まい展 MUJI (Paris, NY, Milano) 出品。
2016年 Michiko & Keisuke IWATA展 at Galerie Mercier et associés (Paris)


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