gallery diary

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ブログ移転のお知らせ

いつも、factory-zoomerのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

この度、factory-zoomerのwebサイトリニューアルに伴い、

factory-zoomer/shop、/galleryのブログは、移転いたしました。

下記のホームページより、それぞれのブログをご覧ください。

 

https://factory-zoomer.com/

 

 

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※これまでのブログは、そのまま引き続きご覧いただくことができます。


45th ナガオカケンメイ plastics展のお知らせ

2020年一つめの企画は、ナガオカケンメイさんの展覧会です。

古くなったプラスチックの経年変化に着目し、全国各地から集めて来られたプラスチックたちが並びます。

展覧会をご覧頂いた前と後では、身近な素材、プラスチックの見え方が変わるかもしれません。

どうぞお楽しみに。

 

 

45th exhibition
nagaoka kenmei

plastics

 

2020.01.10 fri.-02.16 sun.
11:00→18:00

 

 

photo by sasaki takanori

 

 

プラスチックも一生モノになりえる。

人類は様々に自然の摂理を捻じ曲げながら人間の都合で発展させてきました。「土の中のものは取るべきではない」という意識人の考えなどもあります。その代表的なものが石油でしょう。そこから便利という人間の都合による様々な生活用品が生まれました。その一つが「プラスチック」です。熱に強く、落としてもガラスや陶器のように割れず、そして軽く、量産もできる。様々なカラー展開も、その鮮やかな発色も魅力で、透明にもでき、雨にも強く屋外使用もできる。
僕は昔から「経年変化したプラスチック」がとても好きです。そして、収集を始めながら、D&DEPARTMENTでも多くを販売しました。今でもその魅力をうまく言葉にできませんが、誰からも愛されず、ただ、必要な用途を全うすることで擦れたり日焼けしたりして変色したその様子に、どこか健気(けなげ)さを感じるのです。つまり、彼らは「長期使い捨て用品」だったと言えるでしょう。一生モノとして長く使ってもらえることもなく……。
この企画展は日本中からそうしたものを集め、改めてプラスチックの経年変化を直視してみようというものです。作って、便利に使い倒し、壊れないので、捨てもしない。彼らにできることは、変色したり、すり減るだけ。しかし、それが彼らの最大の表現であり、そこに人類としての新たな美意識で近寄ってみてはどうかというものです。土に自然界に戻らないから、知らず知らずに体の中に微細に入り込んでしまうから、とかブツブツいっていないで、一生ずっと使えるものとして愛してみる。
木材や陶器、ガラスや鉄に経年変化があるように、プラスチックにも立派な経年変化があります。そこに皆さんと一緒に注目してみたいと思い企画しました。ナガオカケンメイ

 

 

LONG LIFE DESIGNとは?

一昨年末、ナガオカケンメイさん企画、D&DEPARTMENT PROJECT主催のLONG LIFE DESIGN 1 47都道府県の健やかなデザインに石川県代表のモノとして、私の工房のロックグラス(小)の花という作品が選ばれました。素直にとても嬉しく、渋谷のヒカリエのd47 MUSEUMまで展覧会を見にいきました。そこに並ぶのは、私が見慣れた美しい工芸品や今を時めくデザイン小物ではなく、見過ごしてしまうような、ただ、どこかドッシリとしたモノたちでした。手仕事から大量生産へ、そしてまた手仕事へと、モノがあふれたり、便利になりすぎたりすると、今度はどこか人間らしさ、体温や愛着みたいなものが必要になるということなのでしょうか?私個人は自分の周りに置くモノには、そういう感覚は、いつも感じていたいと願うわけです。ケンメイさんはこのロングライフデザインの活動で、これからのデザインに必要なことを4つあげています。私なりに噛み砕いてみました。
1、根付く/足元がフワフワしていないか、その土地、または、大きく言うと日本で作られる理由みたいなものでしょうか。
2、健やか/作る上で無理がでてないか、継続可能なための風通しがよいか?
3、仲間/買い手を仲間に取り込んでしまう。仲間になるような買い手と関係性を継続していく。(これ面白い考え!)
4、歴史/温故知新ですね。
ケンメイさんはこの一見あたりまえだけど、さらにこれからモノを生み出す上でとても大切なことを、伝えてくれています。私たち一人一人が出来ることは、ほんの小さなことだけど、自分たちが活動を続けることで、日本がより良い国になれば頑張るよ!と、大袈裟だけど、そう思わされる。そんな力を持った人です。ケンメイさんは。長〜く愛してもらえるために、ガンバロっと! 辻和美

*参照:LONG LIFE DESIGN 1 47都道府県の健やかなデザイン

 

 

ナガオカケンメイ 経歴
デザイン活動家・D&DEPARTMENTディレクター
「ロングライフデザイン」をテーマにD&DEPARTMENT PROJECTを創設。47都道府県に1か所ずつ拠点をつくりながら、物販・飲食・出版・観光などを通して、47の「個性」と「息の長い、その土地らしいデザイン」を見直し、全国に向けて紹介する活動を行う。
www.nagaokakenmei.com

 

協力/リス株式会社、YIIPUN UMADA


心をほぐす

krank展もスタートから1週間が過ぎました。
今回、krankの藤井さんは、/galleryの通りに面した窓全体を大きなショーウィンドウと捉えて、ディスプレイしてくださいました。
世代、性別問わずたくさんの方が立ち止まっては、店内を覗き込んでいかれます。
夢の溢れるkrankの世界に歓声をあげられる方も少なくありません。
そして、その歓声は店内の展示を体感されるとため息に変わり、皆様、とても良い笑顔で/galleryを後にされます。

その笑顔の理由は、展覧会に足をお運びくださった方ならお分かりいただけるのではないでしょうか。

 


今回、/galleryでご紹介させて頂いている作品の全てに動物がいます。
これは藤井さんがヨーロッパの買い付けで出会った動物達。
中には脚や尻尾が欠けたりしていたものもあるそう。
彼らは、藤井さんの手により作品に仕上げられ、たちまちいきいきと躍動感に溢れた姿を見せてくれるのです。
その、新しい住処を見つけた動物達の嬉しそうな様子が伝わり、作品を目の前にした人の心がほぐされ、優しい笑顔にしてくれるのだと感じました。


 

明るい時間と日が落ちてからの雰囲気がガラッと変わる今回の展示。

お買上げ作品も会期中展示をさせて頂いておりますので、ご覧頂く事ができます。
ぜひ、何度でも足をお運び下さい。
きっと動物達がその度に違った表情で迎えてくれるはずです。
ご来店をお待ちしております。

(n)

 


年末年始・1月のお休みのお知らせ

ギャラリーとショップ、年末年始と1月のお休みのお知らせです。

■12月30日(月)〜2020年1月2日(木)までお休みを頂きます。

 1月3日(金)より通常営業となります。

 

/gallery   (21世紀美術館横)

 

1月1日(水) 冬期休業

  2日(木) 冬期休業

  6日(月) 展示切り替え

  7日(火) 展示切り替え

  8日(水) 展示切り替え

  9日(木) 展示切り替え

 14日(火) 13日(月)が祝日の為振替

 20日(月) 定休日

 27日(月) 定休日

 

・krank 展           12/13(金)〜2020/1/5(日)

・nagaoka kenmei plastics 展  1/10(金)〜2/16(日)

 

 

/shop   (犀川沿い)

1月1日(水) 冬期休業

  2日(木) 冬期休業

  8日(水) 定休日

 15日(水) 定休日

 22日(水) 定休日

 29日(水) 定休日

 

 

 


本日よりkrank展スタートします

街路樹にも雪吊りが施され、少しずつ寒く、冬の訪れを感じられるようになってきた金沢です。

 

本日より広坂の/galleryでは、krank展がスタートします。

ヨーロッパで買い付けて来られた家具や動物をコラージュした椅子やランプなど、

/gallery店内は、とてもしっとりとした心地よい空気に包まれています。

 

初日の本日13日(金) 14日(土)は、オーナーの藤井さんも在廊して下さいます。

是非、今年のご褒美のような今回の展示を体感して頂ければと思います。

ご来店お待ち申し上げております。

(n)

 


初めてのジュエリー

noguchi展も残すところあと5日となりました。師走に入り、そわそわした気分と、ホリデーシーズンのウキウキした気分と。。。

あれ?noguchi展に行くのを忘れてた!方は、まだ間に合います。ぜひ駆け込んでください!

 

 

ジュエリーをお選びいただくときに、既にジュエリーを幾つかお持ちの方は、今回はリングが欲しいわ など、次に欲しいアイテムがご自身で分かっていらして、その中からお試しいただき選んでいかれます。

が、あまりジュエリーをしたことがなくて。。。でもこの機会に何か欲しい!! と思っていらっしゃる方も少なくないと思います。今回はそんな方の為にもご紹介させていただきます。

私自身が2年半前のnoguchi展で、これを機に大人のジュエリーが欲しい!と憧れ、毎日吸い寄せられるようにジュエリーボックスに顔を近づけて見ていました。

 

リングやブレスレットの良さは、自分の手を、指をいつも見れること。手を見る度にニマニマと幸福感に浸ることができます。

またnoguchiのリングは、重ねづけも得意としておりまして、今日は人差し指に二本のリング、人差し指と薬指に。。。などリングをつける位置で表情が変わり、洋服と一緒にコーディネートを楽しむことができます。まずはひとつから、そして結婚指輪や、お持ちのリングと重ねづけすると楽しさがどんどん膨らんでゆきます。

 

そう思うと、ピアスやネックレスは自分には見えないじゃない。。と思いますが、いえいえ、noguchiのピアス、本当に不思議なジュエリーで、毎日のエプロン姿にも何の違和感もなく馴染んでおり、普段着のTシャツとデニムの時にはさりげなくオシャレ度をアップしてくれて、そして、ドレスアップした時にも、上品な存在感をアピールしてくれる、ほんとに頼もしいジュエリーなのです。

また、つけていただくと、とても軽く、耳元で揺れるデザインのピアスも、全くといってよいほどつけていることを忘れるくらいの馴染みようなのです。ぜひお試しいただきたいです。

 

そしてネックレスも然りです。年を重ねてゆくごとに、ファッションの細かい部分が気になり始めます。首のあき具合、袖の長さや太さ、丈の長さ。。。そんなファッションに寄り添うようnoguchiのジュエリーにはひとつひとつそれぞれの持ち味があり、年齢によって、身につける方の生活スタイルによって様々です。

ペンダントトップの重さやデザインによって、チェーンのデザイン、長さや太さも違っており、しっくりと今日のコーディネートの一部になり、それはつけてみるとよく分かります。

 

今回noguchi展では、沢山のジュエリーを一同に見る事ができます。展覧会ならではです。その中から自分のお気に入りを選べる、みつけられる喜びをぜひみなさんにも味わっていただきたいです。心よりお待ちいたしております<y>

 


44th krank展のお知らせ

街にイルミネーションが灯り始め、いよいよ今年も残すところあと僅かとなりました。

今年最後の展覧会は、福岡の krank です。

前回、瞬く間に/galleryの店内を別世界に変身させてくれたkrankさん。

今回はどのような空間を作り上げて下さるのでしょうか。

皆さまのお越しをお待ち申し上げております。

 

 

44th exhibition
krank

 

2019.12.13 fri.-2020.01.05 sun.
11:00→18:00


music :
fairground attraction / the first of a million kisses
sherbet / セキララ
細野晴臣 / 銀河鉄道の夜

 

photo by sasaki takanori

 

 

愛が溢れる

もう、何度、古い家具の買い付けにヨーロッパに足を運んだか覚えていない。それはもはや彼の日常であり、別に大したことではないのであろう。行きつけの業者の倉庫や大きな蚤の市を回る間に、いつも目に止まるのは木製の壊れた動物たちだ。ツノが折れてしまった鹿や、足が無い犬たちなどと、毎回必ず目が合う。そして、それはちょっと悲しげで、物言いたげだ。そんなある日、彼はその折れた鹿のツノの穴に花を入れてみた。するとどうだろう、その木製の鹿がまるで息を吹き返して、笑いかけてくるようだった。
その魔法使いの名前は藤井健一郎。福岡のアンティーク家具の草分け的存在krankのオーナーである。彼のスタートはたった4坪の小さなスペースで洋服を売ることから始まった。2人しか、客はいなかったけど、その人たちが飽きないように楽しませたかったという。そのために毎日ディスプレイを変えた。お金が無かったから、自分の手を、頭をフル回転させて、人を驚かせたり、喜ばせたりしているうちに今に至るという。最近は、ヨーロッパで出会った壊れた木製の動物を古い家具と組み合わせたりして、一頭ずつに、息を吹き込んでいる。その仕事を見ながらふと、藤井さんが売っているのは、洋服や家具ではなく、幸せのカケラみたいなものかもしれないと思った。    辻和美

 

 

藤井健一郎経歴
福岡で弟の藤井輝彦と一緒にkrank(アンティーク家具店)とmarcello(衣類店)を設立、運営。東京での個展をはじめ全国各地でライブステージ演出や、ギャラリー活動、プロダクト等のデザインなども行う。年間5〜6回、フランス、ベルギーを中心にヨーロッパ各地に買い付けに出向く。http://www.krank-marcello.com


ありのままの自分を受け止めてくれるnoguchiのジュエリー

もう間もなく12月。街中もキラキラと輝き、いよいよホリデーシーズンの到来を感じます。

現在、/galleryではジュエリーブランド、noguchiの展覧会がスタートしました。
2回目となる今回は、大人のクリスマスムードが漂う落ち着いたブルーグレーのボックスの中に静かにジュエリーが光ります。

 

今回も、ピアスを始めリング・ネックレス・ブレスレットと、noguchiの店舗を移動したかのようなラインナップです。


noguchiのジュエリーに使われているのは、肌馴染みの良い14Kのイエローゴールドとホワイトゴールド。
表面の質感も、少し凹凸があり金属でありながら温かみを感じる柔らかい輝きがあります。
初めて身に付けた日から、もう何年も自分と一緒にあったかのようにその方のコーディネートに溶け込んでくれます。

 

普段着の自分にも、ちょっぴりよそ行きの自分にも、そっと寄り添ってくれる寛容さを持っているnoguchiのジュエリー。

それは、いつもの自分からスペシャルな自分へグッと持ち上げてくれ、つける前より少し背筋を伸ばして歩きたくなるような気持ちにしてくれます。

 

 

頑張った今年の自分へのご褒美に、来年の自分へのステップアップの後押しになるような、そんなジュエリーを選びませんか?
ぜひ、店頭にてお試し下さい。

 

noguchi展は12/8(日)までの開催です。
皆さまのご来店をお待ち申し上げております。

(n)

 

 


12月のお休みのお知らせ

ギャラリーとショップ、12月のお休みのお知らせです。

■12月30日(月)〜2020年1月2日(木)までお休みを頂きます。

 1月3日(金)より通常営業となります。

 

/gallery   (21世紀美術館横)

 

12月2日(月) 定休日

   9日(月) 展示切り替え 

  10日(火) 展示切り替え

  11日(水) 展示切り替え

  12日(木) 展示切り替え

  16日(月) 定休日

  23日(月) 定休日

  30日(月) 冬期休業

  31日(火) 冬期休業

 1月1日(水) 冬期休業

   2日(木) 冬期休業 

 

  

            

・noguchi 展   11/15(金)〜12/8(日)

・krank 展          12/13(金)〜 2020/1/ 5(日)

 

 

/shop   (犀川沿い)

12月4日(水) 定休日

  11日(水) 定休日

  18日(水) 定休日 

  25日(水) 定休日

  30日(月) 冬期休業

  31日(火) 冬期休業

 1月1日(水) 冬期休業

   2日(木) 冬期休業

 

 

 

 

 

 


noguchi展始まります。

広坂周辺では、あちらこちらで冬支度が始まり、兼六園や、街の街路樹にも庭師さんによる雪吊り作業が始まっています。いよいよ冬が来るんだなぁと思わせてくれる光景です。

 

今日より、/galleryでは2回目の開催となりますジュエリーブランドnoguchi展が始まります。

大人のクリスマスシーズンなnoguchiの世界観になっております。心待ちにされてらした方も多いはずです。ぜひ広坂の/galleryで心よりお待ち致しております。

 

 

何となく、今までのアクセサリーが似合わなくなってきた、物足りない、また、普段アクセサリーを着けないという方にも、とってもおすすめできるジュエリーです。

今日、明日とnoguchiのスタッフの方がいらっしゃっています。コーディネートなど、お気軽にご相談下さい<y>

 

noguchi スタッフ在廊日

11/15(金)・16(土)

 


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